今回のK-1MAXは、何気にボクシング出身の
前田宏行選手が光っていたように思います。
前田選手は、元ボクシング日本王者で、すでに35歳。
傍から見ればとうに峠を越えた選手で、しかもK-1ルールでは
素人に近い存在です。 普通に考えれば、お金に目が眩んだ
単なるボクサー崩れにしかみえないと思います。
でも、前田選手は違いました。
K-1Maxの日本人選手の中でもタフだと言われている
TATSUJI選手を1RであっさりKOすると、ベテランのHAYATO選手からも
1R後半にダウンを奪い、さらに怒涛のラッシュまで見せてくれました。
前田選手のラウンド終了間際のラッシュは、惜しくもゴングに
阻まれてしまいましたが、 次のラウンドでKOか!?という勢いでした。
しかし、インターバル中に右ひじを 脱臼したという理由で
突然TKO負けになってしまいました。
まあ、結果はさておき、内容的にはHAYATO選手にも圧勝といった感じで、
この日は前田宏行選手が一番輝いて見えました!
ちなみに、トーナメントは城戸康裕選手が制しました。
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